え、なんそれって思いますよね。
でもね、怖いんですよ。トイレを流したときに、水が減っていかない、、、むしろ増えていくその瞬間が、、、。詰まってるやないかあああああ!ってゆう瞬間が。
みなさん体験したことありますか?
なんで恐怖症なんかというと、過去に3回くらいトイレを詰まらしたことがあるんですよ。それ以来、流した時に水が上がってくる感じがあると、さーっと血の気が引くんですね。本日はそんなトイレ詰まらせエピソードをお送りします。(あなたがご飯を食べてる時でないこと願ってます)
大学生の頃、近くの郵便局に友達と行った時のこと。友達が用事済ませている間に、トイレにいきたくなって、
「そういえば今日の通じはまだやったなー、今きたか。」とか思いながらトイレに入って、思いの全てを便器に出し切り爽快な気持ちで水を流すレバーを引いた。
すると、どうでしょう。水がどんどん、どんどん、上へと上がってくるではありませんか。
「最新式の排水方法か、、、?」
とか思いながら見てたら、一向に水は減らない。それどころか増えて来ている。
「やばい、、、このままやと終わる。このトイレが私の分身たちで終わる。でも、もうすぐしたら流れるかも。もう1回流してみよう。」
もう1回流せど、水はゆっくりと増していく。ゆっくりと。
「もう1回や!もう1回流したらもしかしたら流れるかもしれん!」
さっきの流れなかった学びがあるから、今度は時間を置いてみる。この間にも水はどんどん増えていく。
「これで流れなかったら、もう呼び出しボタンを押すしかない。」
ボタンを押さなくても出ていって、呼びに行くのでもよかったんです。でも、もしこの後に人が並んでいたら、、?この事情を話すのか、、、?やだ!恥ずかしすぎる!話したくない!もう選択肢は2択。水が流れるか、ボタンを押すか。
「時はきた。いざ流れよ!」
、、、やっぱり流れない。それどころか、水の増え方が早くなっている、、、。

めちゃくちゃ悩んだ。今スタッフを呼んだら、私から生まれた分身とその分身の匂いが充満したこの部屋にお招きすることとなる。なんとしてもそこは避けたい。ならどうするか、、、、。
もう少し待つ。そうすれば何とかなるかな。
って安易に考えてたけど少しずつ増える水量、、、。
便器からもうすぐ溢れるであろう!って時に「もう限界だ!!」ってなって近くにあった呼び出しボタンをポチり。すると、なぜか建物中にサイレン音が鳴り響く。
え、、、嘘でしょ、、、?このサイレンは、、、このボタンか?!
スタッフが、私の分身と共に湧き負け、洪水真っ最中のトイレにと駆けて来た。狼狽える私。ワタワタしながら事情を説明する。
「申し訳ございません。もう大丈夫ですので」
と言って、外に出ていいOKサインくれた女性スタッフ。話してくれたのが女性でよかったああああ。(一緒に男性スタッフ2人来たけど)
「すみません、、、すみません、、、」
口でも心の中でも大いに謝罪しながら、そこから出ていき、友達の元へ行った。

めちゃくちゃ凹んだその日の夜。
(あの私の分身たちは、あのあとどうなったのだろうか、、、。ああぁ。すまない。)
とか考えてながら、落ち込んでた。そしたら、別の友達と遭遇して今日の出来事を話した。そしたらその友達が本当にいいことを言ってくれたんよ!
「それってNAOOが悪いわけじゃなくてさ、NAOOの前の人がトイレ詰まらせてるよね。だって全然流れなかったんでしょ?だったらNAOOのせいじゃなくない?」
神か!君は神か!この言葉に当時の私はめちゃくちゃ救われた。喜びまくって、翌日、その日郵便局に一緒に行っていた友達にもこのことを話した。でも、友達は大して興味なかったから、ふーんで終わりったけどね。それでも私は、自分の罪から解放されて晴れ晴れした気持ちになってった。
そんなことも束の間、その1週間後に駅のトイレでおんなじような事件に巻き込まれる、、。そしてその半年後、今度はゲストハウスでも、、、。
人生でトイレを詰まらせたことのある人間は人口の何%なんや、、。それが3回もある、、そりゃあトラウマになるわあ、、、。
この話を書こうと思ったのはそもそも1週間前、ある恐怖の最新の便器に出会ったから。
1回水が詰まったように見せかけて、一気に流す式の便器誕生したの知ってる?!この前その便器に遭遇した時は、ほんまに血の気が引いた。しかも最新式の便器がある場所、そこは田舎の郵便局じゃない。都会の百貨店。もう、ここであんな大惨事が起こったらと一気に想像してゾッとした。
みなさん、トイレのつまりにお気をつけあれ。
あでゅ。
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